冬は必ず春となる

苦難にあっても信じきり祈りきることで必ず道は開かれる

今年も介護で始まり介護で終わりました。

毎年どこかのブログで今年を振り返るのですが、ここ近年、親の介護で一年が過ぎていく感じです。愚痴ではなく忘備録として残します。

今年も一月から父の転倒骨折、肺炎、廃用症候群での長期入院で始まり退院後の実家での介護、そしてまた特殊な病気での長期入院、老健施設入所、そして老健での介護認定更新調査と息つく間もなく、駆けずり回り、めまぐるしかったです。

父の介護認定の結果は来年に出ます。

母は12月中旬に肺炎になり、入院中の病院で治療していただいています。

介護の辛さは、いつまで続くかわからないというのもそうなのですが、一か月先もどうなるのか、先が見えないのが最も辛いです。

父の介護認定の結果はこれからの父と私達家族の生活に大きな影響を与えます。

母の肺炎も繰り返さないように治ってほしいですし、この病院にずっと居られるのか不安は尽きません。

自分が病気の時は精神的に食事が取れなくなって激やせしましたが、介護の先の見えないストレスは逆に食べる方向に行っているようで、顔がぱんぱんになってしまっています。

病院や施設の相談ごと、面談、立会い、入院、退院、入所、なんにしても日時は相手に合わせることになり仕事を休むことになります。
仕事にならない、居ずらくなる、会社を辞めてしまう介護者さんの気持ちが良くわかります。

両親は自営業の時期が長かったので年金が少なく、夫婦二人が病院や施設に入院、入所になると大赤字です。
それでも私たち子供たちで面倒がみれない状況なので、そうしなければなりません。
そうなると民間の施設は高いですし、費用面で施設は特養以外に選択肢がないのです。

特養は介護認定3以上。しかも申し込んでもなかなか入れません。

特養に父が入ったとしても、以前、特養にいた母のように病気をしてしまったら特養を出ていかなければなりません。
前例があると、トラウマになってしまって100パーセント安心というわけにはいかないです。

お金のない老人が安心して一生居られる場所ってどこにあるんでしょうね。
いつもギリギリの綱渡りな気がします。

親との貴重な時間を穏やかに過ごしたいけれど、なかなかそうもいきません。
親孝行のつもりでやっていますが現実は厳しいです。

 

母が元気だったころ、何かあるたびに「題目を上げなさい」と言っていたのを思い出し、ずっと題目をあげています。

信じていけば必ず願いが叶います。

その時に叶わな買ったとしても、後から考えたら良い結果に動いているのです。

 

父も母も私たち子供たちもそのパートナーも、皆が幸せであること。

母の介護が始まった時に私が思ったことは今も変わりありません。

皆の人生がかかっているのです。

 

祈って皆で幸せになります。