娘の役目を終え、友達と逢う
2019.11の記事
休日に友達と久しぶりにランチしてきました。
両親の介護を経て両親をおくり、娘としての役目を終えたタイミングで、声をかけてくれたことに嬉しく思いながら行ってきました。
前回、会ったのは、母が元気に施設で暮らし始め、「私も、これから少し自分の時間が持てるかな?」と思い始めたころだったから、2年半は経ってしまっていますね。
その後、その施設で大変な思いをするとは思いもしなかった時でした(笑)
2人の行きやすい駅ということで、秋葉原駅周辺で友達がいくつかお店を探してくれたので、その中からお店を選んで!
ここで気が付いたことが。。
ここ何年も、親の人生を決める難しい選択を、自分で情報収集し、自分で考え、行動したり、兄弟に指示して進めてきたのですが、なんと私の友達は皆、なんというか、ありがたいことに何も言わなくてもお店を探してきてくれる。
前回の別の友達とのランチの時もそうでした。
そんな恵まれた環境に子供のころから私はいたんだな!気が付かなかったけれど。
いろんなことで疲れている脳には安らぎになります。
何事も当たり前に思わずに小さなことにも気が付いて、感謝できる人でいたいですね。
お店を見つけるのに秋葉原で道に迷う、迷う(笑)
でも、そんなことだって楽しい!
ランチメニューはサラダとスープとパスタのセットで、ランチドリンクでコーヒーを付けました。
パスタは3種類から選べます。
ベーコンと小松菜のカルボナーラは、ガツンとニンニクきつめ(笑)、具がたっぷりで美味しかったです♪
友達は本当は用事があったそうですが、それが無くなりフッと時間が出来、その時に、「そうだ、この日ならyakoも休みだし誘ってみよう!」と思ってくれたそうです。
離れていても、なかなか会えなくても、ふとした時に思い出してくれたり、心配してくれたり、そういう友達がいるということがありがたいです。
ランチの話題は、年齢的にどうしても親の話になりますね。(笑)
私の両親は2人ともお星さまになったので、残るのは感謝のみ。
親との関わり合いで親が元気なうちは元気なうちで、介護が必要になれば、その段階段階でいろいろな関りや考えがでてくるもの。
友達がどうしても食べたかったというデザートピザ♪
栗とナッツとクリームとアイスクリーム、パウダーシュガー。
焼く時間があるから、出てくる時間がなかなか読めないみたいでしたが、パスタが食べ終わる段階の絶妙なタイミングで出してくれました。
もちろん焼きたてなので、とても美味しかったです。
その後は、ちょこっと駅ビルの中を見て回り、「じゃあ、またね」と言って帰ってきました。
こうして会えるのは健康だからこそ、元気だからこそ、当たり前ではありません。
親の介護を経て、学んだことは「やりたいことはやる!」
母も晩年言っていた「やりたいことは何でもやった方が良いよ!」これは母の実感だったと思いますから。
トシちゃんや趣味もそうだし、会いたい人にはできる限り会いに行く!
ずっと会えていない人もいるから相手の考え方や都合もあるけれど、会いたい人にはなるべく会いに行く時間を作りたいです。
だって親を見て実感したことは、自分の足で元気に動ける時間は限られているっていうことなんですから。
電車に乗ってバスに乗って会いたい人に会いに行ける時間は、永遠じゃないんですよ。
トシちゃんにも会いに行くし、友達にも会いに行きたいです。
そして夫婦だって家族だって、一生一緒にいられるとは限らない。
両親の晩年は東京と埼玉の離れ離れの生活でした。
夫婦の時間、家族の時間だって貴重なんですよね。
そういう1つ1つが当たり前ではないということ。
感謝の気持ちでいれば、幸せをたくさん感じることが出来るということ。